歩道の脇の
歩道の脇の小さな花壇
季節に合わせて
いつも花を咲かせてる
通る人のこころをなぐさめ
笑顔も与えてくれる時もある
歩道の脇の小さな花壇
昨日見た花たちが
すっかりなかったこともある
季節ごとに植え替えられて
しぼんだ花は捨てられる
歩道の脇の小さな花壇
今日もきれいに
季節の花が咲いている
通る人のこころをなぐさめ
笑顔も与えてくれる時もある
歩道の脇の小さな花壇
季節に合わせて
いつも花を咲かせてる
通る人のこころをなぐさめ
笑顔も与えてくれる時もある
歩道の脇の小さな花壇
昨日見た花たちが
すっかりなかったこともある
季節ごとに植え替えられて
しぼんだ花は捨てられる
歩道の脇の小さな花壇
今日もきれいに
季節の花が咲いている
通る人のこころをなぐさめ
笑顔も与えてくれる時もある
月夜に乾杯
満月が雲間にうっすらかすんでいて
まるでシャガールの絵みたい
天使と魔女が手を取りあって
軽やかなステップでダンスしている
僕が僕として生まれる前
たとえば恐竜たちが歩いていた頃も
月のまわりではきっと
天使と魔女が踊っていたのさ
それよりもっとずっと昔
天使はただの光だったかもしれない
魔女はただの闇だったかもしれない
ふたりは結ばれて 人間が生まれてきた
だから僕らの中には
天使も魔女もあざやかに息づいている
時には喧嘩をはじめたりもするけど
それもまたいのちの輝き
満月が雲間にうっすらかすんでいて
まるでシャガールの絵みたい
天使と魔女が手を取りあって
軽やかなステップでダンスしている
僕が僕として生まれる前
たとえば恐竜たちが歩いていた頃も
月のまわりではきっと
天使と魔女が踊っていたのさ
それよりもっとずっと昔
天使はただの光だったかもしれない
魔女はただの闇だったかもしれない
ふたりは結ばれて 人間が生まれてきた
だから僕らの中には
天使も魔女もあざやかに息づいている
時には喧嘩をはじめたりもするけど
それもまたいのちの輝き
雨の夜に
生きている一刻一刻の
感想が詩なのかな
思想でも理想でもなく
こころの足跡
いつだったか月に金星が寄り添っていてさ
何だかとても微笑ましかったんだよ
これは本当の出来事だったんだ
何の例えでもなくてさ
窓の外では雨の音
強くなったり弱くなったり
その響きには作為がなくて
だから僕は
批評家になることを免れて
うっとりと耳を傾けられる
生きている一刻一刻の
感想が詩なのかな
思想でも理想でもなく
こころの足跡
いつだったか月に金星が寄り添っていてさ
何だかとても微笑ましかったんだよ
これは本当の出来事だったんだ
何の例えでもなくてさ
窓の外では雨の音
強くなったり弱くなったり
その響きには作為がなくて
だから僕は
批評家になることを免れて
うっとりと耳を傾けられる